日本財団 図書館


 

(2)松山地域の貿易
松山地域の輸出額を構成比で見ると、品目別では有機化学製品が24.0%、プラスチックが26.3%、機械類が25.3%を占めている。仕向地別では東南アジア(60.2%)が最も西欧が12.8%と次いでいる。輸入は石油製品・木材・木製品が多い。
国際定期航路の就航した平成5年以降急速に伸び、輸出入合わせて1,038億円(95年)となっている。FAZ指定後、食品や雑貨類の取り扱いも増えている。
なお、主要荷主企業へのヒアリング調査によると、輸出においては、松山港でコンテナ梱包、松山税関支署で通関を行い、神戸港・大阪港へ保税輸送を行うケースもあるようである。このため、この金額よりも松山港から直接外国へ出入りする貨物の金額は少なくなる。

021-1.gif

松山地域の品目別貿易 平成7年(1995年)

021-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION